2022年6月定例会議スタート

今日から6月定例会議が始まりました。3月末に2月定例会議が終わってからしばらく経ち、4月の職員異動があり、また新たな気持ちでの定例会議になります。今定例会議は補正予算が主な議題になります。その中には国が定めた非常勤職員の給与の変更などによる増額補正が至る所で出てきています。また、新型コロナウイルス関係も多くありました。市独自で行っている感染者世帯への食糧支援、ワクチン接種のための予算、住民税非課税額への給付金(国からの支給です)などです。これらは私が所属している文教厚生分科会に付託され、審査していきます。コロナ以外では、小中学校や給食調理場の光熱水費の増額補正、これは総額5000万円以上の増額補正になります。議案説明では、特に電気料の高騰により、それまで契約していた新電力会社との契約ができず、大手電機会社と契約するために必要な額ということです。昨年の秋から電気料がおよそ3倍に上昇していることもあり、新電力会社ではそれまでの料金での契約は困難だということのようです。これも教育委員会所管のものですので、文教厚生分科会で審査します。

これら以外に衝撃的なことがありました。議員が議会を相手に訴訟を起こしたというのです。議員辞職勧告を受けたことが不当だということが主訴のようです。議会が相手になっているようですが、議会は市の組織の中の機関ですので、市が相手になっての訴訟になります。その裁判のために補正予算110万円が計上され、即日議決されました。訴える人の思いがどれほどであるのかは周りの人間にとってはすべてを知ることはできません。しかし、裁判という手段に出るということはご本人にとって相当の思いがあったということだけは想像できます。ご本人に対して議会が出した辞職勧告には私も賛成しました。そういう立場ですので、これ以上のコメントはありません。明日以降も議会での審査や調査研究を粛々と行い、市民の福祉の増進に努めていきます。

投稿者: shigeno