市教育センター研修(学校安全・防災教育)

昨日に引き続き今日も市教育センター研修を受講させていただきました。今日は「学校安全・防災教育」についてでした。まず「学校安全」についての話を聞き、その後「防災教育」についてグループワークを行いながら研修を深めました。

  • 今年度4月から今日までの小中学生の交通関係の事故は4件。2件は自動車との事故、2件は転倒の事故で、4件とも自転車乗車中の事故。
  • 学校安全の意義としては、「安全とは、心身や物品に危害をもたらすような危険や災害が防止され、万が一、事件・事故災害が発生した場合には、被害を最小限にするために適切に対処された状態」、「人々が自他の安全を確保するためには、個人だけではなく社会全体として安全意識を高め、すべての人々が安全な社会を築いていくために必要な取り組みを進めていかなければならない」。
  • 学校ではすべての危機管理が重要。「交通安全」「災害安全」「生活安全」。リスクマネージメントとして、事前の危機管理(安全点検、研修・訓練、安全教育、マニュアルの見直しなど)。クライシスマネージメントとして、発生時の危機管理(適切な処置、報告)、事後の危機管理(再発防止策)。
  • 防災教育の基本理念は、「災害から生き抜く力をはぐくむ」「自然の恵と災いの未面性を捉える」「市政の防災教育ととおして主体性を身に付ける」「一生涯使える災害から生き抜く力を身に付ける」「20年かけて災害に強い地域文化をつくる」。
  • 防災教育の最終目標は、災害に強い地域文化をつくること。災害に強い県民づくり、災害に強い人が育つ文化づくり。

柏崎では「まちから」を地域の防災教育の拠点として活動を進めています。そこでは「マモルプログラム」を開発しており、各学校への支援を行っています。

学校で安全や防災に対する教育活動がどのように行っているのかを確認するとともに、その指導内容が子どもたちだけではなく、市民にも周知されるようにいろいろな場面で話をしていく必要を感じました。

投稿者: shigeno