今日と明日、一般質問です。今日は私を含め6人の議員から以下のような質問が出されました。
- 新型コロナウイルスワクチン接種
- 原子力災害への避難道路
- 不登校といじめ
- まちづくりの方向性と市長の基本姿勢
- 令和4(2022)年度の予算編成の重点課題、予算執行
- 新年度に向けた学校教育の課題
- 脱炭素社会が地域経済にもたらす影響
- ポストコロナの産業育成と人材育成
- これからの介護を守るために
- 一票を活かす選挙管理の在り方
- 性的少数者に配慮した行政対応
- 柏崎市の児童生徒の学力(重野)
- 新型コロナウイルスワクチン未接種者への差別禁止対策(重野)
- 道の駅「風の丘米山」の再整備
- 米山さんの観光資源としての活用
- 柏崎市内の児童生徒のスポーツ活動
これらの質問への答弁で興味深かったものを記します。
- 原子力災害時の避難地として市内の4分の3になる6万人くらいの人が上越、妙高、糸魚川方面になる。避難時に何より原発の方向に向かって移動することがあるようなものは認められない。また、ボトルネックとなるのが「米山大橋」と考える。そのため、米山インターを道の駅のあたりに移動したり、上方にスマートインターの設置を検討している。小村峠の柿崎小国線のトンネルも県に要望している。
- 学校の教職員の月に60時間を超える時間外勤務は9月で15%、10月で29%であり、19時30分の完全退勤の進めてから、減少してきている。100時間を超える人はいなくなった。
- ジャパンスーパーグリッド構想として北海道から福岡までの日本海の海底に直流の送電線を配置するもの。柏崎は送電線の陸揚げポイントとして手を上げている。
- 新潟工科大学と総合医療センターの連携を始めていきたい、と院長先生が話していた。
- フィッシャーマンズケープを道の駅の一部として開発を進めていこうと考えている。ここの経営者が10月1日に替わった。
私への主な答弁は以下の通りです。
- 柏崎市としての学力向上に関するKGI(最終目標)⇒柏崎市の児童生徒の学力課題として、多くの情報を読み解く力、課題解決のために学んだ知識を活用する力、解決の方策を分かりやすく説明する力などを育成することがあげられる。子どもたちが将来自分の夢を実現するためには基礎学力の定着に加えて、これらの力を身に付けることが必要だと考えている。
- 学力プロジェクトとしての具体的方策⇒学力向上プロジェクト推進委員会の発足、指導補助員介助員の増員、取り組み内容を共有するための学力向上リーフレットを作成配付、取り組みの成果を検証するための総合学力調査の実施。現在協議されているものとして、多様な情報から必要な情報を読み解く読解力、自分の考えや思いをまとめて書く力を育成する実践など検討されている。
- 児童生徒の学力向上のための環境整備⇒さらなる指導補助員と介助員の増員と、小中学校の全普通教室、理科室への電子黒板の設置を行う。
- 新型コロナウイルスワクチン未接種者への差別禁止対策⇒11月19日には国から新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が示されたことを受け、ホームページに11月22日から県と同様にワクチン未接種者に対する接種強要をはじめとする不当な扱いや差別等がないように呼びかける啓発文を追加掲載し、市民の皆様にご理解とご協力をお願いしているところであり、学校現場でも改めて児童生徒に対してそのような指導を行っていく。