一般質問提出 後期高齢者医療広域連合会議

今日午前9時過ぎに一般質問を提出しました。先週金曜日から受付が始まっていますので、かなりの議員が提出していたかと思えば、私の提出は6番目でした。12月定例会議の一般質問は12月9日(木)10日(金)ですので、9日(木)の16時頃からの出番になります。質問項目は以下のようなものです。

  • 1 柏崎市の児童生徒の学力
  • (1)学力の実態
  • (2)学力向上プロジェクト
  • ア 柏崎市としての学力向上に関するKGI
  • イ KPIとしての学力向上プロジェクトの目標
  • ウ 具体的方策
  • (3)児童生徒の学力向上のための環境整備
  • (4)機能不全家族という視点
  • 2 新型コロナウイルスワクチン未接種者への差別禁止対策

いつものように学校教育関連の質問を行いますし、ワクチン未接種者への対応にやや疑問がありましたので、その差別禁止対策を質問します。今回の質問の中には聞きなれないKGIやKPIという言葉を入れました。自治体の総合計画の中にも使用しているところがあるのですが、柏崎市では使っていない言葉です。ビジネス用語ですが、その考え方はこれまでも教育現場でも使っているものですので、ただ聞きなれない言葉というものだと思います。簡単に言うと、KGIは最終目標であり、KPIはそのKGIを達成するための過程を計測するための中間指標です。ですからKPIには数値が記してあります。こういうことを「学力プロジェクト」として市長会見で発表しましたので、確認していきたいと思います。また、ワクチン未接種者に対しては、その差別的な行為が様々な場面で聞かれます。ワクチン接種することが入学や雇用の条件になっているなんてこともあると聞きました。私のもとには学校現場でもそういうことがあるという話が来ています。自治体として差別禁止をホームページに記していたり、市長自らが語っていたりしているところがあります。柏崎市でもコロナ感染者に対する差別的行為だけでなく、ワクチン未接種者への差別的行為の禁止も積極的に取り組んでほしいと考えています。

午前中には柏崎市第五次総合計画後期基本計画の案についての説明がありました。A4判にして160ページを超す計画になっています。来年度からの4年間にわたる柏崎市としての最上位計画になります。前期基本計画からの変更や重点戦略についてしっかりと確認していきたいと思います。

午後からは後期高齢者医療広域連合議会に参加してきました。来年度からの2年間における保険料率などの試算についての説明でした。試算のポイントとして、「新型コロナウイルス感染症の影響」「窓口負担割合2割の導入」「団塊の世代の75歳年齢到達に伴う被保険者数の急増」があります。今の保険料率のままでいくとこの制度は維持できないことが分かります。そのためには被保険者だけではなく若者世代としてもある程度の負担をしていかなければならないことになります。保険料率は都道府県により違っています。新潟県は全国で一番低い状況です。これは喜ばしいことでもあり、考えなければならないことでもあります。医療機関にかからなくてもいいだけ元気な高齢者が多い、と受け取られる一方、医療機関にかかりたくても近くに医者がなかったり我慢強くて医者に行かなかったりしているのではないか、という面もあるのではないかということです。いずれにしても高齢者医療については実態の把握とともに、適正な医療機関が設置できているのかについても見ていかなければなりません。柏崎市としても他人事ではありませんので、議会の委員会としても、議員個人としても大きなテーマとして取り組んでいきたいと思います。

投稿者: shigeno