大雪です。除雪でへとへと

柏崎市でも天気予報通り、この3連休は大雪でした。私の家の地域ではようやく今日の夕方から雪がやみました。除雪に関わった方はきっと疲労でへとへとだと思います。お疲れ様です。

9日(土)から今日11日(月)の3日間は起きている時間のほとんどを除雪に関わっていました。朝は5時前から、夕方は5時過ぎまで、今日は夜の8時30分まで除雪をしていました。常にスコップをもって雪かきをしていたというのではありませんが、除雪機を使って道をつけたり、除雪機の安全確認をしていたりと、私にしては普段しないことをずっとしていました。へとへとになりました。でも弱音は吐けませんよね。この大雪が平日ではなく、3連休だったことは不幸中の幸いだったかもしれません。

話したいことは2つあります。その一つ目は、前にも記した、雪が降るともめごとが始まる、ということです。その人の本性が見えてくるということかもしれません。普段は町内の仕事は一切しない人が、雪が降ったから行政は何をしているのか、車が出せないから町内で手伝え、うちの近くに雪を置くな、などなど言いたい放題。人の命がかかっているのであれば、どんな人にでも手を貸し、何とか命を救おうとします。当然です。しかし、普段から近所の人と人間関係を築こうともしない人の自分勝手な言い分など聞く耳をもっている人はどれだけいるのでしょうか。権利を主張するだけでは、気分良く生活していくことは難しいと思います。こうしてみんなが不便を感じているとにこそ、「お互いさま」という気持ちで協力し合えるようにしたいものです。そのためには、普段からの近所の人たちとの人間関係づくりだと思います。

二つ目は、町内の除雪体制の構築のことです。これは町内で除雪機を準備できたことが大きかったと思います。私が所属している北園町は柏崎市に海辺に位置しており、600世帯ある居住地域です。その代わり商店は一つもなく、徒歩で買い物に行くには少し不便なところです。住宅地ということで、路地が狭く、降雪時には除雪する重機が入れる道は少ないです。また、世帯の半数は公営アパートの住人です。公営アパートは駐車場を含め、その除雪は市で管理しています。そういう地域です。今回の大雪では、市で考えている除雪路線は幹線道路のみで、町内の中の路線やアパート周りには手が回らないようです。そこで、北園町ではその除雪体制をどうするのかを考えて、情報を1か所に集約する体制を組みました。町内には1台しか除雪機がありません。困っている家や道路については、町内会長に情報を集約して、そこから除雪の優先順位を決めて除雪をするという体制を組んだのです。困っているのはお互い様です。それぞれの家の都合は命が関わること以外は平等に扱います。しかし、町内に貢献している人を優先するのは仕方がないことです。その人がいなければ除雪体制もうまく回らないからです。そういう体制を組まないと、個人個人が知り合いの議員に話をしてその議員が市の担当課に話して何とかしてもらおうとする悪い循環が始まってしまいます。他の町内でもこういう体制、町内の除雪情報の一本化、が組めるといいと思います。

今日、柏崎市では災害救助法が適用されました。それに伴い、災害対策本部が立ち上がりました。そしてそれに伴い、議会としても災害対策支援本部が立ち上がりました。こんな大雪は10年に1回あるかどうかくらいです。昨年が無雪の冬でしたので、そのギャップが大きく、困り感もひときわだと思います。明日、議会としての災害支援本部会議が行われます。

投稿者: shigeno