一般質問2日目

昨日に引き続き一般質問が行われました。今日の6人は、「新型コロナウイルス感染症対策」「医療機関の財政的支援」「風力発電所建設」「特別養護老人ホームの待機者への対応」「公共交通」「海岸漂着ごみの対応」「鳥獣被害」「持続可能な柏崎市のエネルギー政策」「難局に立ち向かえる市役所組織に」「柏崎市のエネルギー戦略とCO2削減対策」「新型コロナウイルス感染症への対応」「ガス事業民営化の検証と水道事業の重要性」「2期目の櫻井市政の子育て支援」「COVID19新型ウイルスについての諸課題」「港湾しゅんせつ砂の有効活用」「今後の米山プリンセスの方向性」などの質問でした。

2日間の一般質問を終え、毎回感じることですが、市長や当局が出した結論はそれなりに担当者が数多くのケース、場面を想定して、先進的事例を研究したうえで出した結論だと考えます。だからそれが柏崎市にとってふさわしい、正しい方向性であり、施策である、とは限らないと思います。実際に暮らしている市民の意見を採用したほうが柏崎市にとっては有効な施策である可能性もあります。しかし、市の当局が提案してきた施策や方向性を覆すには相当勉強して、相手を説得できるエビデンスやデータを示す必要があると思うのです。自分の思い込みや自分に近い人たちの考えだけを訴えたところでそれが覆るとは思えません。例えば、市長の原子力発電所への考え、市長は条件付きでの再稼働が必要だと考えています、を何度質問してもそれは変わらないのです。また、○○の取り組みは行わないということに対し、何のデータを示すことなく、自分は取り組むべきだと言い張ったりする様子を何度も見ることもありました。そういうことを繰り返すことは正しい一般質問だとは思えません。そういうことを繰り返す人は、私に言わせると「活動家」ということになります。その活動を推進するための一般市民へのアピールであり、実現の可能性がないただの自己満足の時間の消費なのかなあとも思ってしまいます。

それはそうと、一般質問で、市の当局にそれまではなかった視点を紹介したり、具体的な取り組みを紹介することは市にとってはありがたいことではないかと思います。より広い視野に立ち、実際汗をかいている人の思いを受け取れるいいチャンスになりますから。そういう質問を私もしていければと考えているのですが、なかなかうまくいかず、独りよがりになったり、市全体のことではなく、局所的な提案になったり、まだまだ勉強、研究が不足していると反省しています。

さて、本会議が終わった19時からは、市長選挙の選挙本部解散式に参加しました。ご存じの通り、無事に櫻井さんが市長に当選でき、目的は達成されました。そして、その得票数3万2146票は相手候補やより2万票以上多いものでした。櫻井市長の柏崎市への思いが伝わったことでしょうが、櫻井市長が訴えてきた政策が一定程度市民に受け入れられたとも考えられます。これまでの4年間より、激しい(?)事業を始めるかもしれません。

今回の選挙は櫻井さんを支援してきましたが、これからはまた市長と市議会議員としてそれぞれの立場で市民の福祉向上を最終目的にはしますが、方向性やものの考え方など、執行した予算などについては徹底的に意見交換をしていきたいと思います。

投稿者: shigeno